「スメルハラスメント(スメハラ)」という言葉を知っているでしょうか? 「スメルハラスメント(スメハラ)」とは、体臭が原因で周りの人に不快感を与える、という意味です。
「女性にモテたい」「娘に臭いといわれた」「奥さんに何か臭うと言われた」アラフォー男にとって体臭、特に臭い足のニオイは、周りの人に不快感を与え、不潔な印象を持たれてしまいます。
自分は気付かなくても、他人は体臭が気になるものです。特に足のニオイは悪い印象を与えます。
どんなに外見や身だしなみに気を付けていても、足のニオイがひどいと大切なデートも台無しです。お座敷の部屋で靴を脱いでの食事のときなど、足のニオイが臭いと女性は、足のニオイが気になって楽しむことができません。
それでは、どうしたら足のニオイを抑えることができるのでしょうか。ここでは、臭い足のニオイ対策と予防についてお伝えします。臭い足のニオイを吹き飛ばして清潔感あふれる、好かれるアラフォー男になりましょう。
目次
足のニオイの原因は雑菌にあった!
靴を脱いだときに臭う、あの強烈な足のニオイの原因は何でしょうか?多くの人が足の嫌なニオイの原因は、汗のニオイだと思っています。しかし実は、足のニオイの原因は、汗のニオイではなく雑菌によるものなのです。
体には、汗を出すために汗腺とよばれる器官があり、エクリン線(99%が水分で1%が塩分の臭わない汗を出す汗腺)とアポクリン線(アンモニアや脂肪酸などニオイの元になる汗を出す汗腺)の二種類があります。
足の裏には、エクリン線(臭わない汗を出す汗腺)が集中していて、アンモニアや脂肪酸といったニオイの元となる汗は、ほんの少ししか出ていないのです。つまり、足から出る汗は、ほとんど臭いません。
嫌な足のニオイは、足に存在する常在菌(日常的に存在し皮膚を守る細菌)が原因です。常在菌の一種であるバクテリアが増殖し、汗や角質(硬い外皮)を分解するときに、あの嫌な足のニオイを発生しているのです。
それでは、足のニオイを抑えるには、どのようにすればいいのでしょうか?それは、ニオイの元となる汗と雑菌の繁殖を防ぐことが重要です。そのためには、足のケア、汗をかかない環境や雑菌の増殖を防ぐ環境を作る必要があります。そうすることで、雑菌の繁殖とエサになる汗を抑えることができるからです。
例えば、常に足を清潔にしていても、靴が汚れて入たり、足が汗をかきやすい環境にあったりすると、足の嫌なニオイを防ぐことはできません。そこで、次項から「足」「靴」「靴下」など、それぞれのニオイ対処法と予防についてお伝えします。
臭いを予防するための正しい足の洗い方!
毎日、入浴してしっかり洗っているにも関わらず、足のニオイが気になって仕方がないという方も多いと思います。まずは、足の洗い方を見直してみましょう。しっかり洗っているつもりでも正しく洗えていないことで、ニオイの原因となる雑菌を落としきれていないことが多いからです。
STEP1 足を温め水分を含ませる
洗う前にしっかり足を温め十分に水分を含ませましょう。洗面器にお湯を張り、足をつけることで足を温め水分を含ませることができます。そうすることで、汚れを浮き上がらせ汚れが落ちやすくなります。
STEP2 足は手で洗う
足を洗う際は、ナイロンタオルやスポンジではなく手で洗うことをおススメします。ナイロンタオルやスポンジを使用してゴシゴシ洗ってしまうことで、皮膚を傷つけてしまい傷ついた皮膚に雑菌が入り込み、臭いニオイの原因になってしまうからです。
手のひらで、石鹸を十分に泡立ててから、足全体を包み込むように、優しく洗いましょう。特に、指と指の間や、指と爪の間など汚れが溜まりやすい部分は、丁寧に洗いましょう。
洗い終わったら、石鹸が残らないようにしっかりとすすぎましょう。すすぎが不十分だとせっかく落とした汚れや雑菌を残すことになりますので注意してください。
STEP3 水分はしっかり拭き取る
足を洗った後は、タオルでしっかり水気を拭き取ります。指と指の間も忘れずに拭き取りましょう。水気を残さず、足を乾燥させることが大切だからです。足が乾燥していないまま布団に入ったり、靴下を履いたりすることで蒸れの原因になり、ニオイの元となる汗をかきやすくなってしまいます。
早く乾燥させたいときは、タオルで水気を拭いた後、ドライヤーを使って乾燥させるのもおススメです。ただし、ドライヤーを高温にし過ぎないように注意しましょう。やけどをしたり、逆に汗をかいたりしてしまいます。
私は、やけどなどのリスクを避けるために冷風でおこなっています。タオルで水気を拭き取っているため、冷風でもすぐに乾燥させることができます。
STEP4 角質を落とそう
軽石や電動リムーバーを使って、角質を落とすことをおススメします。足のニオイは、雑菌が繁殖し汗を分解することで発生します。古い角質は、雑菌のエサとなってしまうからです。
ただし、やりすぎると足の裏が傷つくため週に一度程度にしましょう。
角質を落とす際は、足を洗った後、一度タオルで水気を拭き取って乾いた状態で行います。濡れたまま強く削ってしまうことで、必要な角質までも余分に落としてしまいます。
角質が取れ過ぎてしまうことで、体を守ろうとする防御反応が働き、逆に厚い角質が作られてしまいます。強くこすったり、削り過ぎたりするのには注意しましょう。
角質を削った後は、きれいにお湯で洗い流してください。その際、石鹸を使う必要はありません。軽石やリムーバーで削られた角質の表面には、キズが入っているため石鹸を使うことで刺激を与えてしまいトラブルの原因にもなってしまいます。
そのため、お湯でキレイに洗い流すだけで十分です。最後に、タオルで水気を拭き取り、乾燥させて終了です。
日頃から、正しく足を洗うことでニオイを抑えることができます。嫌な足のニオイを抑えてアラアフォーモテ男を目指しましょう。
石鹸とボディーソープどちらが良いの?
足を洗う際は、ボディーソープではなく石鹸を使用しましょう。なぜなら、一般的なボディーソープ(合成石鹸)の高い洗浄力が必要な皮脂や雑菌までも洗い落としてしまいます。
そのため、洗い落としてしまった必要な皮脂を補うために過剰な皮脂の分泌がおこり、皮脂量がふえてしまい足の蒸れの原因となり雑菌のエサになる汗をかきやすくなってしまいます。そのことで、雑菌が繁殖しやすい環境になり逆効果になってしまいます。
一方、石鹸は弱アルカリ性のため、酸性物質の皮脂汚れと触れることで中和されることで洗浄力ほどよくなり必要な皮脂や常在菌を取り過ぎることがありません。
また石鹸は、もともと自然界に存在するものからつくられています。そのため、石鹸を使用することで肌へのダメージも少なく、肌トラブルが原因で水虫に感染するなどのリスクも低くなります。
そのため、ニオイ対策には一般的なボディーソープ(合成石鹸)よりも石鹸が適しているといえるでしょう。
また、ニオイ対策に有効な成分が含まれた専用石鹸もあります。専用の石鹸を使用することもおススメです。私自身、消臭効果のある専用石鹸を使用することで以前に比べ、足のニオイが軽減されニオイを気にすることがなくなりました。
ニオイ対策に効果的な石鹸選びのポイント
数ある石鹸の中から、どのような石鹼を選んで良いのか分からないと思います。実は、ニオイ予防に適した石鹸があります。
例えば、柿渋やミョウバン、緑茶エキス(カテキン)、銀イオン、炭などの成分が含まれた石鹸になります。これらの成分の特徴をお伝えしますので、石鹸選びの参考にしてください。
柿渋
抗菌、殺菌、消臭効果があります。柿タンニンというポリフェノール(植物に含まれる抗酸化作用のある成分)を含むため抗酸化(活性酸素から体を守る作用)の効果もあります。また、柿タンニンには、殺菌作用があるためニオイを原因となる雑菌の繁殖を抑えることができます。そのため、さまざまな体臭に効果的な成分です。
ミョウバン
水に溶けると酸性になります。ニオイの元となる雑菌はアルカリ性を好むため、ミョウバンで酸性にすることで雑菌の繁殖を抑えることができるのです。また、制汗作用(汗を抑える働き)や消臭作用があります。特に、アンモニアに対する消臭作用に優れているため汗臭さ対策には最適です。
緑茶エキス(カテキン)
強い抗酸化力を持っているため、臭いの原因となる皮脂の酸化を抑える効果があります。そのため、ニオイの元の成分を吸収して消臭できるのです。さらに、強力な殺菌力を持っていますので、高い消臭力と防臭効果が得られます。
銀イオン
雑菌と結びつくことで菌の活動を抑制し死滅させます。雑菌を繁殖させない抗菌力、殺菌力に優れているのです。そのため、防臭効果を得ることができます。強に体臭予防にはおススメです。
炭
ニオイ分子を吸着する働きがあるため、消臭力に優れています。また、炭の高い洗浄力によって皮脂をしっかりと洗い流し、殺菌効果でニオイの原因となる雑菌の繁殖を抑えるのです。しかも、炭は天然素材ですから安心して使用できます。強い消臭力を求める方には、おススメです。
重曹足湯で足のニオイを消そう!
毎日、きちんと足を洗っているのに臭いが落ちない方は、お湯に重曹を溶かした「重曹足湯」をおススメします。
重曹(炭酸水素ナトリウム)は、食品添加物にも使われる天然成分です。重曹がアルカリ性の物質であるため、ニオイ成分の酸性物質「イソ吉草酸(汗や角質を雑菌が分解した際に発するニオイの成分)」を中和する作用により、消臭効果がありニオイを抑えることができます。
また、重曹には吸湿効果もあるため消臭効果だけでなく、雑菌の繁殖しにくい環境づくりにも効果があります。
重曹足湯の方法
洗面器にお湯を入れ、大さじ2~3杯の重曹を入れて溶かします。重曹を溶かしたお湯に10~20分ほど足を浸します。最後にタオルで水気を拭き取って終了です。
重曹は、安価で手に入りやすく、ドラッグストア、スーパーマーケットや100円ショップで購入することができます。
購入する際は、パッケージの使用用途を確認して購入してください。お掃除用の重曹には肌にとって刺激の強い成分が含まれた商品もあります。食用(食品添加物と表記)のものが安心です。
ミョウバン水スプレーで足のニオイを消そう!
ミョウバン水には、殺菌、制汗と二つの効果があります。足のニオイの原因は、雑菌が汗や角質を分解することで発せられます。ミョウバン水の殺菌効果で雑菌の繁殖を抑え、制汗作用でニオイの元となる汗を抑えことができます。この二つの効果によって、足のニオイを消すことができるのです。
また、酸性のミョウバン水は、アルカリ性の重曹では中和できなかった、体の中から出るアンモニア(アルカリ性のニオイ物質)を含むニオイ成分を中和する作用で足のニオイを消すことができます。
そのため、重曹足湯で取り切れなかったニオイは、ミョウバン水スプレーでニオイを消すことができるのです。
ミョウバン水スプレーの作り方
用意するもの
・ミョウバン…スーパーマーケットやドラッグストアで購入することができます。ミョウバンには、生ミョウバンと焼ミョウバンがありますが、どちらを使用しても問題ありません。
・水道水…ミネラルウォーターや精製水で作ると塩素が含まれていないため腐敗が早まり
ます
・スプレーボトル…100円ショップで購入できます。
STEP1 水にミョウバンを溶かす
スプレーボトルの中に下記の割合で水とミョウバンを入れます。
割合 水:ミョウバン=150:1
(例: 水500ml:ミョウバン3.3g)
STEP2 しっかり振りましょう
ミョウバンを入れたら蓋をしっかりし閉めて、ボトルをよく振ります。
STEP3 水が透明になるまで置いておく
冷暗所で1~3日置きます。最初は水が白濁していますが、冷暗所でそのまま置くことでミョウバンがしっかり溶けて、水も透明になります。透明になれば完成です。
ミョウバン水スプレーの使い方
足を洗った後の清潔な足に、直接、ミョウバン水をスプレーします。後は、自然に乾くのを待つか、タオルで軽く拭き取って終了です。
※ミョウバン水は冷蔵保存で1ヶ月程もちますが、2週間程で使い切るか新しく作った方が新鮮なのでおススメです。
重曹足湯とミョウバン水スプレーを併用することで、足の嫌なニオイを効率よく消すことができます。しっかり足のニオイを消して素敵なアラフォー男になりましょう。
臭い足のニオイ対策!靴を見直そう!
足そのもののニオイが消えても、靴にニオイがついていたり、靴の中で雑菌が繁殖していたりすると、また足の嫌なニオイが発生してしまいます。靴を見直しケアすることで、足のニオイを抑えましょう。ここでは、ニオイがついてしまった靴への対処方法とニオイがつかなくするための予防方法をお伝えします。
臭い靴のニオイを消す
靴が臭くなる最大の原因は、靴の中の雑菌です。汗による湿気と体温による温かさによって雑菌が増殖しやすい環境になっています。その雑菌が、足の垢(角質)や靴の汚れを分解する際に、嫌なニオイを発生しているのです。
靴の嫌なニオイを消すには、常に清潔にして湿気を取り除くことを心掛けましょう。清潔にして湿気を取ることで、ニオイの原因となる雑菌の繁殖を防ぎ、ニオイを抑えることができるのです。
靴は、丸洗いする
スニーカーなど水洗いできる靴は、洗剤を使ってしっかりと洗いましょう。洗った後は、洗剤をよくすすぎ天日干しして乾燥させます。天日干しすることにより、紫外線の殺菌効果で、雑菌の繁殖を抑えることができるからです。靴の中の雑菌を排除し死滅させましょう。
また、洗うことができない靴は、天日干しでしっかりと乾燥させましょう。革靴など紫外線により、いたんでしまう恐れのある靴は、陰干しすることをおススメします。
そうすることで、雑菌の繁殖しにくい環境を作ることができるからです。また、干すことで靴についたニオイ物質を放出できます。
重曹シューズキーパーで臭いニオイを取る
靴を乾燥させるのと合わせて、重曹シューズキーパー(シューズキーパの中に重曹を入れたもの)を使用することをおススメします。重曹には、消臭効果と吸湿効果があります。重曹シューズキーパーを使用して、靴についた嫌な足のニオイを取りましょう。
重曹シューズキーパーを使用することで、ニオイを取るだけでなく吸湿効果によって雑菌の繁殖しにくい環境を作ることができます。
使い方は、重曹シューズキーパーを靴の中に入れて置くだけでOKです。通常、2~3か月、効果が持続します。
私は、重曹シューズキーパーを数足分作り、履いていない靴には、常に重曹シューズキーパーをいれています。重曹シューズキーパーを使用してから、靴の嫌なニオイが気にならなくなりました。
特に革靴は、洗うことができないため、消臭効果と吸湿効果のある重曹シューズキーパーを使うことで、消臭と雑菌の繁殖しない環境を作りニオイを抑えることができます。しかも、重曹シューズキーパーは、安価なうえ自分で簡単に作れるので、おススメです。
重曹シューズキーパーの作り方
ソックス(洗濯済みでしっかり乾いているもの)やストッキングに重曹を入れます。重曹がこぼれないように端を結んで完成です。ここで使用する重曹は、直接肌に触れないため、食品用、お掃除用どちらを使用しても大丈夫です。
足のニオイ対策に重要な、靴選びとローテ―ション
足のニオイ対策には、靴選びが重要になってきます。足のニオイの原因は、汗を雑菌が分解するとときに発生します。そのためにも、汗をかきにくい靴選びが重要です。
靴の中は、高温多湿になりやすく雑菌が繁殖しやすい環境にあるため、蒸れにくい靴選びが足のニオイ対策には大事なポイントになります。
ニオイ対策のポイントは靴選び
できるだけ通気性の良い靴を選びましょう。合皮やゴム製の靴は、通気性が悪く蒸れやすいので、足のニオイ対策としては、避けた方が良いでしょう。本革の靴や布製のスニーカーがおススメです。
また、サイズの合っていない靴は、歩くときに靴の中で足が動くため、足に余分な力が入り、足が緊張し汗をかきやすくなってしまいます。
靴を選ぶ際は、素材と自分に合ったサイズの靴を選ぶように心掛けましょう。そうすることで、汗をかきにくく、雑菌の繁殖を防ぎ、足のニオイを抑えることができます。
靴のローテーションで雑菌の繁殖を抑える
毎日、同じ靴を履くのは控えましょう。ローテーションをして靴を休めることを心掛けましょう。靴をローテーションし靴を休めることで、吸収した汗を乾燥させ、ニオイを放出する時間ができるからです。
私は、気に入ったデザインの靴が見つかった時は、色違いで二足買ったり、同じ色でデザインの違った靴を買ったりして日頃から靴のローテーションを心掛けています。特に、洗うことのできない革靴には、かなり効果的です。靴のローテーションを行うことで靴のニオイを抑えることができるので試してみてください。
足のニオイを抑える靴下選び!
裸足のまま靴を履くと、足が蒸れやすくニオイの原因になります。靴を履く際は、必ず靴下を履きましょう。靴下を履くことで、足にかいた汗を靴下が吸収してくれます。汗を吸収することで、雑菌の繁殖を抑えニオイを抑えることができます。
また、靴下を選ぶ際は、通気性や吸湿性に優れたものを選びましょう。絹やレーヨン(主原料は木材パルプで吸湿性に優れた繊維)、綿などは吸湿性に優れた素材なのでおススメです。
特に、5本指ソックスは、足のニオイ対策に効果があります。普通の靴下では、足の指と指の間にかいた汗は、残ってしまいがちですが、5本指ソックスなら指と指の間にかいた汗もしっかり吸収してくれます。そのため、ニオイの元となる汗と雑菌の繁殖を防ぎ足のニオイを抑えることができるのです。
しかし、デートや食事で靴を脱いだ際、アラフォーモテ男が5本指ソックスでは、あまりオシャレだとは言えません。そこで私は、替えの靴下を持ち歩いています。
お店に入る前や靴を脱ぐ前にトイレなどで新しい靴下に履き替えています。靴下一足なら、さほど荷物にもなりません。
また、靴下をこまめに替えることでニオイを抑えることができます。会社帰りに食事やデートに行く際は、替えの靴下を持って行くことをおススメします。靴下の替えを持って行くのは、少し「面倒だな」と思うかもしれませんが頑張ってみてください。相手に不快感を与えない気づかいのできるアラフォーモテ男になりましょう。
靴下のニオイ消そう!
足や靴のニオイ対策を行っているのに、まだ嫌な足のニオイが気になる方は、靴下がニオイの原因になっている場合があります。ニオイの元である、皮脂汚れや雑菌が洗濯してもきちんと取り切れていなかったり、一度付いてしまったニオイが残っていたりすることがニオイの原因です。
普通に洗濯しただけでは、水溶性である汗の汚れは取れますが、皮脂汚れは、きれいに取りきれない場合があります。
そこで、普通に洗濯を行う前に、ニオイの元である皮脂汚れや、雑菌をきちんと取り除き、消臭することでニオイを抑えることができです。ここでは、ニオイ対策に効果的な洗濯の方法をお伝えします。
重曹水につける
STEP1 重曹水を作る
洗面器に水1リットルに対し大さじ3杯程度の重曹(食品用、お掃除用どちらでも問題ありません)を溶かした重曹水を準備してください。水の代わりに、60度以上のお湯ならば、熱による殺菌効果も得られるため効果的です。
ただし、靴下の素材(化繊など)によっては、傷んでしまうため靴下の洗濯表示を確認してから行ってください。
STEP2 重曹水に浸けこむ
靴下を裏返しにして、重曹水に1時間~ひと晩ほど浸けましょう。皮脂などの汚れは、靴下の内側に付いていますので、靴下を裏返して重曹水に浸けた方がより効果的です。
STEP3 すすいでから洗濯機へ
洗濯機に入れる前に、すすいでから普通に洗濯を行い乾燥させれば完了です。
洗濯を行う前に、ひと手間掛かってしまいますが、靴下のニオイを消すのに、かなりの効果があります。手間を惜しまず頑張ってください。
まとめ
足の嫌なニオイ対策と予防方法をご紹介してきました。しっかりケアをしておけば、デートや出会いの場など、大事な場面で相手に不快な思いをさせることを回避できます。正しい方法で足を洗い、靴や靴下のケアを取り入れていきましょう。
また、加齢臭対策に効果のある石鹸やボディーソープを使うことでより足の臭いを抑えることができます。ぜひ一緒に使うことをおすすめします。
そして、日頃から「足」「靴」「靴下」それぞれに対策と予防を行うことで、足のニオイを抑えることができます。嫌な足のニオイを消して、清潔感あふれるアラフォーモテ男になるために頑張りましょう。